フィリピーナ専門ライブチャット♪エンジェルワールド↓の内容は比較的タガログ中級者向けの内容で
カタカナのルビなんぞは入っていません。
そこで今回の内容はタガログの発音についての
解説です。
☆基本編
アコの周辺の方でも、スペルを見てもどう発音すればいいかわからない
と言われる方が意外に多い事に驚きました。本当は簡単なのに・・・。
アコ的な考えですが、タガログの発音は英語の発音に比べれば
日本語のカタカナ読みに近く簡単なものだと思っています。
英語の場合、アクセントも出鱈目でカタカナ読みでは全く通じないのに対し
タガログは、アクセントが出鱈目でカタカナ読みでも何とか通じます。
英語のようにスペルを見ても発音がわからなくて、発音記号をみなければ
わからないって事はありません。スペルだけ見れば正しい発音がわかります。
『本もカタカナ読みだし、カタカナ読みでタガログ喋ったけど通じなかったぞ?』
ってご意見もあるかも知れません。
特に、文章レベルではなく単語を単体で口にした時に通じない事が多いです。
今では現地のピノイともそれなりに会話が出来るようになったアコですが、
それでも単語のみを間違ったアクセントで口にした時に通じなかった想い出があります。
実例)sunog(スーノッグ)
意味は『火事』の意味ですが、アクセントは『スーノッグ』の『ス』にあります。
タガログの場合、アクセントの強く発音する部分は少し長めに発音する傾向があります。
ですから『スノッグ』ではなく『スーノッグ』と表記しました。
アコはこれを『ノ』にアクセントを置いて発音したためにピナに通じなかったんです。。。orz
もちろん例外もあり、アクセントがある部分を『強く短く』発音するものもあります。
(↓のポイント4を参照。)
『g』(グ)は英語の発音と同じように無声音です。『gu』のように声は出しません。
聞こえない程度に発音しましょう。
ちなみに『gu』を使う単語、例えば『gusto』の場合は
『グスト』とはっきり発音しますよ。
では、カタカナ読みでも通じるタガログですが、
ここからは『アナタタガログウマイナ!』と言われるための
発音のポイントをまとめてみましょう
タガログを上手に発音するためのポイントはほんの少しだけです。
以下のポイントだけ気をつけて発音するだけでも
ピノイに通じる度合いがグッとアップしますよ( ̄ー☆
1.『R』と『L』の発音の違い
この違いを区別しないで発音する日本人がほとんどじゃないかな?
お店でピナにこの発音を正された人はかなり多いと思います。
それくらいみんな出来ていません。つか、アコも不完全です(@_@;☆\baki
ほとんどの日本人の『ら』発音は『R』と『L』の中間の曖昧な発音になってます。
お店のピナと話しする中で区別するのは中々大変ですが、
せめてOPMを歌う時くらいはしっかり違いを練習して披露したいもんですね
Rはいわゆる『巻き舌』で舌を割と奥の方で上に丸めて発音します。
ここまでは英語の『R』の発音と形が似ていますね。
そして、英語の場合は『ウ』に近い発音をしますが、
タガログの場合は『べらんめえ』口調のように舌を軽く震わせて発音します。
『L』の発音は英語の発音とほとんど同じじゃないかな?
舌を上の前歯の付け根か歯茎の辺りにくっつけて、
離そうとしてもくっついて中々離れないイメージで発音します。
わかるかな?
ここで、RとLの発音を区別するために以下の単語で練習してみましょう
marami(マラーミ)いっぱいの意
malaki(マラーキ)大きいの意
上記2つの単語はどちらも『ラ』にアクセントがあり、
ちょっと長めに発音しますが、発音自体に『R』と『L』の違いがあります。
ちゃんと区別して発音出来ますか?(^^)
2.独立した単語の『ng』『mga』
独立した単語の『ng』。これ、どう発音するかわからない人いますか?
これ『ナン』と発音します。『ナ』を強めに普通に『ナン』と読めばOKです。
『mga』は『マ(ん)ガ』と発音します。決して『マンガ』ではありません。
1つのポイントですが、『ガ』の部分は普通の『ガ』ではなく
鼻にかけた『(ん)が』です。割と東北・関東の方々は普段から日本語でも
これに近い『ガ』を使っているので簡単なのかな?
3.単語中の『ng』
例えば『taga』は『タガ』と普通に発音します。意味は『出身』です。
『私は東京の出身です。』は『taga tokyo ako』ですね。
『tanga』は『タ(ん)ガ』と発音します。意味は『あふぉ~』です(笑)
『taga』と『tanga』、ちゃんと言い分けて下さいね(^_-)-☆
4.『ng』の後ろに更に『g』が続いてる単語
例えば『mangga』マンゴーの事です。
これは『マ(ん)ガ』とは言いません。『mga』ではありませんから。
『マン(ん)ガ』とも言いません。『ga』は、鼻にかけた『(ん)ガ』ではないんです。
簡単に言えば『マンガ』でOKです。
意外ですか?
考え方としては『mang』で一旦区切って考えましょう。
『mang』は『マン(グ)』で『グ』はほとんど発音しません。
それに『ga』要するに普通の『ガ』をくっ付けるだけです。
『mang』と『ga』を『mangga』と続けて発音すれば
普通の『マンガッ』って発音になります。
アクセントは『ガッ』にありますが『ガー』と伸ばして言わず
『ガッ』と短くスッキリ歯切れよくです(笑)
『マン』を弱めに『ガッ』を強く言えばほぼ完璧です(^^)
ちょっと長くなりましたが、これだけの事に気をつければ
ほとんどのタガログはスペルを見るだけで正しく発音出来るし
イカウのタガログ発音レベルはグッとアップしますよ。
どうぞ声に何度も出して練習して下さいね
☆フィリピン人に迫る発音のコツ
上の発音の基本が身に付いたら以下のポイントにも気をつければ
イカウの発音はグッとネイティブに近づくと思います。ガンバって♪
1.『E』『I』の入れ替わり
例えば『bakit?』(何故?)ですが、スペル通り読めば『バキッ(ト)?』です。
この『t』も無声音ですから実際は発音しません。
『トゥッ』ってかすかな音が口から漏れる程度です。
アクセントは『ba』にあるんで少し長めに『バーキッ(ト)』と読みます。
これで間違いはないんですが、実際ピノイの発音の多くは『バーケッ?』
って聞こえると思います。
『bakit』の『i』が『e』の変わってしまったかのような発音です。
『masakit』(痛い)も同じです。『マサケッ』って言いますね。
全ての単語の『i』が発音で『e』に変わるわけじゃありませんし、
反対に『e』が『i』の発音になる場合もありますので
ピノイの発音を聞いて一つ一つ慣れるしかありませんが、
この辺の発音が自然にそうなれば発音は相当いい感じになってると思います(^^)
2.『U』と『O』の入れ替わり&ついでに『h』の省略
『hayun! tingnan mo!』(ほらっ! あれ見て!)
この『hayun』ですが実際は『ayon』と『アヨン』と発音する事が多いです。
『h』は省略され『u』は『o』に入れ替わって発音されてます。
『heto ang bayad』(はい、料金です。)
の『heto』は『eto』と言われ、表記も『eto』とされる事もあります。
3.その他
スペルと実際の発音の違いはいくらでもあります。
『saan』も『サアン』と言うより『サン』と言われていたり
『ninyo』を『ニニョ』ではなく『ニョ』だけだったり
『sa akin』を『サーキン』と言ったり色々です。
あとは皆さんが実際に聞いて発見して下さい。
ただし、スペル通りの発音が間違ってる訳じゃありません。正しい発音なんです。
ですから、余り実際の発音に神経質になる必要はありません。
上手に発音するコツは『ポイントを抑えて、自信を持ってはっきり喋る。』です
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