[ ニュース・コラム・ご挨拶 ] 2007/07/20(金)
フィリピーナ専門ライブチャット♪エンジェルワールド言葉の移り変わりって面白いですよね?
日本語で「元気?」って尋ねるのを
イタリアでは「コモ・スタ?」とか「コモスターイ?」って聞くんです。
昔、日本で流行った「コモエスタ赤坂」って言う歌があるんですが
それは、スペイン語で「元気ですか?」と言う意味になるそうです。
と言うことは・・・ ラテン系の言語は似ていると言うことでしょうか。
大航海時代に欧州から南アメリカ大陸に人が移動して
メキシコやアルゼンチンにスペイン語を広め・・・
そして1521~1543年にスペイン船団がフィリピンに到着し
1565年にフィリピンはスペインの植民地として確立され
300年と言う長い時間統治されることになるのですが・・・
フィリピン語(
タガログ語)で「元気ですか?」と尋ねるのを
「Kumusta ka?(クムスタ カ?)」と聞くんです。
「コモエスタ?」に似てますよね? 「コモ スタ」にも似てます。
このことを考えてみると、フィリピンってスペインの影響を受け
フィリピンの人達が話す言葉の中にもスペイン語が混じり
オーラス=時間 トラバホ=仕事 マリポーサ=蝶など
タガログ語とスペイン語で、同じ意味を持つ単語があります。
それが変化して現在でも使われているって・・・
なんか凄いことだと思います。
同じ意味を持つ単語を持っているということは
植民地支配されていた影響と言うこともあるのだとは思いますが・・・
しかし「地理的に近い」と言うことでも
「言葉が似てくるなぁ」と思うのは・・・
フィリピンでは私のことを「アコ」と言います。
インドネシアでは私のことを「アクゥ」って言うんですね。
フィリピンとインドネシアが地理的に近いことと、言葉が似ていることから
かなり昔からフィリピンとインドネシアの間で
人々の交流があったと言う証明にもなるのではないでしょうか?
こうやって色々と考えてみると、フィリピーナ・フィリピーノとの会話で
「Kumusta ka?」って言うのにも歴史を感じちゃったりしませんか?
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