それから程なくしてケイトリンのさよならパーティーがやって来た。
店に行くと岡崎の彼女と同じようにデコレーションされた店内に入り
翌日の仕事に備えて酒を飲まず水だけを飲みながら
パーティーの様子をポカンと眺めている。
4時間いて・・・20分程南野の席に来たケイトリンと話をしてから退店し
前の岡崎の代理で走ったことがきっかけで自分もやることになった
ルート配送の仕事へと向かう。
「あのさぁ、今日は丸山さんの引越だから手伝いに来てくれよ」
金沢八景を横浜に向けて走っている時に岡崎から電話が入る。
「ちょっと待ってくれよ。今日がどんな日かは岡崎が一番良く知っているだろ?」
「わかってるさ、でも、手伝ってくれ」
「分かった。じゃぁ、成田から帰ってくるまで待っててくれ」
「ダメだ」
「どうして?! 岡崎の彼女がサヨナラの時には
俺は喜んで岡崎に協力したじゃないか!」
「南野には悪いが、もうお前が運転するトラックも手配済みだ」
「おいおい・・・」
仕事をやる気力が一気に失せて行くのを感じながらなんとか配送を終え
イヤイヤながら手伝った引越もなんとか終え
マニラガーデンではなく打ち上げと称して新しく岡崎と一緒に行った
フィリピンパブも楽しめない。
しかも、隣についたフィリピーナは
タレントになれたのが奇跡に近い不細工なフィリピーナで
フィリピンパブにいても楽しくないと言うことを感じていた。
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