ビリヤードやボーリングを終えてから
みんなでギャーギャー騒ぎながら
園内を走るジプニーに乗り込んで宿泊棟まで戻り
みんなで雑魚寝をする準備をして簡易ベッドに潜り込むと
心地よい疲れと酔いでスグに眠りの世界へと入ることが出来た。
翌朝は爽やかな気分で目覚め
まだ寝ている加藤達を起こさないように外へと出た。
「もう2~3泊してみたいな・・・・
出来れば僕の相手がいればもっと楽しめたのに・・・」
そんなことを考えながら朝の散歩をしている。
リゾート施設内と言うこともあって、周囲に気を配りながらの
散歩ではないことに気を良くしながらベンチに座って
持って来たコカコーラの缶とマルボロを交互に口に運んで
朝の雰囲気を満喫していた。
「帰りはタガイタイに寄るよ。それからバギオに向かって出発するから」
「そうか・・・」
加藤の説明を受けながら「今日は強行軍になるなぁ・・・」
と思いながら朝食の後のコーヒーを飲み
宿泊棟に戻り、少しのんびりしてから慌しく出発の準備が始まった。
車列を作ってプゥエルト・アズール・リゾートを離れ
同じカビテ州にあるタガイタイへと到着したのは
出発から30分後ぐらいであった。
タガイタイと言う場所はフィリピンでは割と良く知られている観光名所で
標高700m.と言うこともあって、マニラとかなり温度差がある気がした。
タール火山が湖の中にあるタール湖を見渡せる展望台になっている
レストランの前に車を停める。
客引きが一生懸命自分達のレストランを勧めている中
一軒のレストランに入って行くと、メイがみんなの注文を聞いて
ウエイトレスに注文をしている。
「キョウヘイ。プコ・ジュース飲ム?」
と、聞き慣れない飲み物の名前を言ったので
それも注文して貰うことにしたのだが・・・
「うへぇ、これってステージドアで飲んだジュースと一緒じゃん」
と、以前にフィリピンパブのステージドアで飲んだ
紙パックに入っている、南野にとっては美味しくない
ジュースの味を思い出すことになってしまった。
「こんな景色がフィリピンらしい景色なのかな?」
展望台にある柵に肘をつきながら
タール湖周辺の風景をのんびりと眺めているのだが
メイの子供達は相変わらずギャーギャーと騒ぎながら
レストランの近くを走り回っている。
「ただ単に昼食に寄っただけ」
と言うようなタガイタイ観光(?)を終えた一行は
まずマイカをトンドの自宅まで送り届けてから
マカティ市にあるメイの自宅で合流して
今度はルソン島北部にある街
「バギオ」を目指すことになったのである。
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