[ 【フィリピンパブとフィリピーナと私】 ] 2007/11/22(木)
日本語がペラペラの素敵なフィリピン女性と、国際結婚できるお見合いライブチャット!
南野が通っているカレンが在籍している
フィリピンパブの同伴のシステムでは
2杯分のババドリ(レディースドリンク)と
2品分のフード(オツマミ)がセットになっている。
それは客でもある南野にとっても
経済的で良いシステムであり
都会ではない比較的田舎の街にある
フィリピンパブならではのサービスなのかもしれない。
「どうせ店に行けばフードが2品出るのだから」
と言う理由で、ホテルに入ってから、店が始まる直前まで
まったりとした時間を過ごしていたのであるが。
「たまには外で食事をしてから店に行こうか?」
と言うことになり、少し早めにホテルを出て
街道沿いにあるレストランを探していた。
「アソコ デイイ」(あそこがいいな)
と、カレンが指差したのは、牛丼チェーンの吉野家だった。
「吉野家でいいのか?」
再度確認をした南野にカレンが頷いたことで
車を吉野家の駐車場に突っ込む。
吉野家の店内に入って、カウンターに2人が並んで座ると
南野はいつもの通り牛丼の特盛にゴボウ・サラダを
ゴマ・ドレッシングで、カレンは牛鮭定職を注文する。
「おまちどおさまでしたぁ~」
吉野家でアルバイトをしている若い女性が
南野とカレンの注文したものを持って来た。
「じゃ、食べようか」
と、カレンと一緒に食べ始めたが
南野の食べるスピードは早い。
カレンが定食の3分の1も食べていないのに
南野は特盛の牛丼を食べ終わってしまう。
「女の子が食事をしている姿を眺めるのが結構好き」
な南野はカレンの食事風景をのんびりと眺めていたのだが・・・
「ハイ、ア~ン☆」
と言いながら、カレンは割り箸を器用に使って
南野に食べさせ始めた。
フィリピンパブにいるノリで、カレンが食べさせようとしている
ごはんや鮭を口で受け取っていると
吉野家でアルバイトをしている女の子2人が
クスクスと笑い始めた。
しかし、カレンは「そんなことは気にしない」と言う表情で
南野の口に食べ物を運んでいるのであるが
「介護される老人と介護を担当する若い女性のような
光景として、周囲の人の目に映ったかもしれない」
そう、思っていたのは果たして南野だけであったのであろうか?
また別の同伴の日では・・・
「あれ? 今日は同伴のセットの2時間しか
店にいることが出来ないなぁ・・・」
自動で清算するシステムになっている
ホテルの料金の支払いをしようと財布を取り出して
財布の中身をチェックしながら、そう呟き
「カレン。 悪いんだけど今日は延長はナシな」
仕事へ行く準備をしているカレンに告げると
「ワカッタ」
そう答えたカレンと一緒に部屋を出ると
車に乗り込んで、コンビニエンスストアで
タバコを調達してから、カレンの在籍している
フィリピンパブに向かう。
いつものように店内でカラオケをしたり
ソファーに深く座って寛ぎ
「そろそろチェックの時間だよな・・・」
携帯電話のディスプレイに
表示されている時間をチェックする。
すると、カレンが南野のシャツのポケットに手を伸ばして来た。
不思議に思って動かないでいると・・・
「コレデ エンチョウ オネガイシマス」
と耳元で囁く、南野がライターを取る振りをして
ポケットの中を確認すると、そこには
新渡戸稲造がデザインされている5000円札が入っていた。
その5000円を使って時間の延長をして
フィリピンパブで楽しく遊んで来た南野ではあったが
「これではちょっとマズイよなぁ・・・」
と言う後ろめたい気持ちもあったので
「後できちんとお返しをしなきゃいけないな」
そんな気持ちになりながら、カーステレオから流れる
OPM(オリジナル・フィリピン・ミュージック)をBGMに
ゆっくりと自宅に戻った。
口説くってタガログ語上達の近道?1000人以上のフィリピーナを口説きまくれ