[ 【フィリピンパブとフィリピーナと私】 ] 2007/11/23(金)
日本語がペラペラの素敵なフィリピン女性と、国際結婚できるお見合いライブチャット!
フィリピンパブでは年明けを迎える
カウントダウンパーティーと言うものがあったりするが
その時間帯が仕事である南野は
フィリピンパブに行くことが出来ない。
「年末年始の営業時間は深夜0時でいいですよね?」
運転代行の代表をしている佐伯が南野に尋ねて来る。
「そうだな・・・ 去年もそうだったが、0時になると
おめでとうコールで、配車指示の電話がかけられんし
メールも使えないからな・・・
それに、携帯電話が使えるようになる時間帯には
客からの電話も多くは入らないだろう」
佐伯の仲間と南野が一緒になって運転代行の組織を
立ちあげたその年の年末の状態を思い出しながら
佐伯の意見に同意したが、南野の頭の中の8割以上が
「0時で仕事が終われば、最低1時間はカレンのいる
フィリピンパブに行くことが出来る」
と言う期待感で占められていた。
12月31日の午後11時50分。
南野が予想していたよりも早い時間から
携帯電話が使えなくなった。
「ヨシ、今日の仕事はこれで終わり!」
仕事で組んでいるパートナーに声をかけて
待機場所から急いで事務所に戻った南野は
終業作業を5分で済ませると
事務所から一番近い高速道路のインターチェンジに向かう。
「ヘタすると混んでいるかもしれない」
と言う考えはあったのだが、一般道路を使うよりは
移動時間が短縮出来ると考えていたのだが
その、予想は大きく外れて、運転代行の事務所を出てから
30分後には、カレンのいるフィリピンパブの駐車場に到着した。
フィリピンパブに入店すると、店内が予想以上に混んでいる。
南野が待たされると言うことはなかったが
カレンは何人かの客に指名されていて
なかなか南野のいるボックスシートに来る気配はない。
「ま、アフター・デートが出来ればいいかな?」
等と考えながらカレンを待っていると・・・
「来れないって言っていたのに なんで来たの?」
と言うような驚きの表情でカレンがやって来る。
「仕事が早く終わったから、来たんだ」
カレンの表情を察した南野がそう説明すると
あまり嬉しくなさそうな表情をしているカレンを見て
「俺がいて楽しくないんだったら 帰る」
とママのエレンにチェックをしてもらうように頼むと
「ハッ」とした表情になったカレンに
「あのねぇ、疲れてるのは分かるけど
少しは俺に笑顔を見せられないものなの?
他のテーブルが楽しければ、そっちに行ってろよ」
そう、言い放つと・・・
みるみるうちに激しい怒りに満ちている表情になったカレンは
「アコ(私) ニホンゴ ワカラナイ ダカラ」
と言いながら南野を睨んでいる。
「日本語が上手だねぇ。 それだけ言えれば上等だ」
エレンの持って来た会計伝票の金額をチェックしてから
財布を取り出して会計を済ませ
「見送らなくていい」
と、カレンに言いながら席を立った南野は
「フィリピーナと去年の正月もケンカしてなかったか?」
そんなことを考えながら、自宅に向かってアクセルを踏み込む。
1日おいた1月2日に、店のママからアドバイスを受けたであろう
カレンから「ゴメンナサイ」の電話があったことで仲直りをするが
「正月早々につまらないケンカをしたもんだなぁ・・・」
と、後悔をしながら、カレンダーを見て、次にカレンの在籍する
フィリピンパブに行ける日を確認していた。
口説くってタガログ語上達の近道?1000人以上のフィリピーナを口説きまくれ