タガログ語向上委員会2【PPのフィリピーナとフィリピン旅行記】 タガログ語向上委員会2【フィリピーナとフィリピン語で会話】
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タガログ語向上委員会2【フィリピーナとフィリピン語で会話】

タガログ語会話 タガログ語で挨拶 フィリピーナ・フィリピーノを口説く フィリピン旅行をするのに便利なセンテンスをご紹介

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「フィリピンパブで新年会」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】

【PPのフィリピーナとフィリピン旅行記】 ] 2007/10/09(火)

PP_story


 電話の呼び出し音が鳴っているのに気がついて
目を覚ますと辺りは既に暗くなっていた。
「ふぁい・・・ 南野です・・・ どなた?」
寝ぼけた声で電話に出ると
「お~い まだ寝ているのか? 正月なんだからさ新年会やろうぜ新年会。
寝ている場合じゃないよ」
タクシー乗務員仲間の岡崎の声が聞こえる。

「ん・・・ いいですよ。で、ちょっとシャワーを浴びてから行きますので
ちょっと待っていてもらえます?」
「あぁ、いいよ。時間はたっぷりあるからな。
もう、俺は出かける準備は出来ているから、俺の家に着いたら電話をくれよ」
「えぇ、いいですよ、じゃ、なるべく早く行きますから」
と言って電話を切り、部屋を出ると1階にあるバスルームへと向かった。

 少し熱めの温度に設定したシャワーを浴び
寝汗と疲れを洗い流しながら頭をスッキリとさせてゆく。
バスタオルを腰に巻いたまま洗面台のミラーに向かいヒゲを剃り始めた。

 岡崎を自宅の前でピックアップした南野は居酒屋へ向かうべく
インテグラを走らせたが・・・
「おいおい、ドコに行くんだ? ステージドアに直接行こうや」
と岡崎は言いながらフィリップモリスのスーパーライトに火を点ける。

「居酒屋でハラごしらえをしない? 夕食も食べてないし・・・」
「いや、いいんだよ。とにかく行こうや」
 納得の出来ないような表情をしながら
インテグラを運転してステージドアの近くにある駐車場に移動する。

「ところでさぁ、南野はダーマとネリー、どっちがタイプなんだよ?」
突然聞いてきた岡崎に
「ダーマだけど・・・ どうして?」と逆に聞いてみる。

「ダーマがこぼしていたぜ、タイプだって言っていたのにちっとも話をしてくれないって・・・」
「そんな。だって、ずっと席になんかいてくれないでしょ?
話をしているうちに他の女の子と席を換わるんだから」

「いや、それならマスターに言えば、極力席にいるようにしてくれるけどねぇ」
「そういうことはもっと早く言ってくれないと
ネリーが来た時なんかどうしよう?って、思っていたのに」
車を降りた南野と岡崎は苦笑しながら歩く。

 店の中に入るなり「南野にはダーマをつけてやってくれよ」と岡崎は言う。
そして、会計のカウンターにある居酒屋のメニューを持って
ボックスシートへと移動し
「出前を頼むから好きなのを注文しようぜ」とメニューを開いた。

「クヤァ~♪」と言いながら岡崎のことを気に入ったミキがやって来て
岡崎に抱きつきながら左隣に座る。
 ハラにたまるツマミを選んでメモ用紙に注文を書いていると
ダーマが意外な表情をしながらボックスシートにやって来た。

「キョウヘイ。ナンデ ワタシ ヨンダノ?」
「マズかったか? ずっとダーマと話をしたいからだけど?」
「アナタ ネリーノ コイビト デショ?」
「誰がそんなこと言ったんだよ?」

「ネリーダヨ」
「恋人なんかじゃね~よ」
「ソウ・・・ ヨカッタ ・・・ ジャァ ワタシト コイビト ダイジョウブ?」
「あぁ、いいけど?」

「ジャァ オトシダマ チョウダイ♪」
「はぁ? 俺は働いている人間にお年玉なんかあげないよ。
それにダーマは子供でもないしな」
「ダッテ・・・ ワタシ 6サイ♪」
「可愛コぶって・・・ その前に20を足すのを忘れているだろ」
南野はそう言ってから手を洗いに行く為に椅子から立ち上がった。

 テーブルの上には注文した居酒屋のメニューが隙間も無いほどに乗せられている。
「全部で4500円だってさ、折半にしような」
岡崎が財布を開きながら言う。

「俺の方が食べますからね。岡崎さんは2000円でいいですよ」
スラックスの尻のポケットから財布を取り出して2500円を出すと
岡崎から受け取った2000円と一緒にして出前を持って来た
居酒屋のスタッフに渡した。

 平日の比較的早い時間だというのに店内は結構混んでいる。
昨日の4日が日曜日と言うこともあって今日が仕事始めと言う会社が多く
その影響もあるのだろうと考えていた。

それらの客の視線が南野たちのいるテーブルに集まっている。
食事をしていなかったこともあって南野はおおいに食べ、そして飲んだ・・・
烏龍茶を

そこにカラオケが流れてくる。「Kasalanan ba?」と言う曲だ。
その曲の曲調、そして雰囲気が好きなものであることに気がつく。
 ダーマと楽しく話をして、気がつくと閉店時間であった。
「これだけ長い時間、店に居たんだから少しは安くしてくれよな」
と岡崎は昔から良く知っているというマスターに言う。 そして・・・・
彼が持って来た伝票には3万6000円と書いてあった。

「なんだ、オープンラストで1人1万8000円かぁ
普通に居たら2万だから大して安くなってねぇな」
と呆れながら財布を取り出した。

 会計が済んで岡崎を自宅に送り届けてから自宅へと戻る。
ダーマと意外に楽しく話せたこと、とても楽しかったことを考えると
「また行ってもいいな・・・」と思う。
ただ、運転する時には酒を飲まない南野は
行く時には誰か友人を誘わなければ・・・と考えていた。


口説くってタガログ語上達の近道?

1000人以上のフィリピーナを口説きまくれ

22:57 | トラックバック(*) | コメント(*) | 先頭 | TOP


「フィリピンの言語であるタガログ語に興味を持った」   【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】

【PPのフィリピーナとフィリピン旅行記】 ] 2007/10/10(水)

PP_story


 それから1週間、気がつくとほぼ一日おきに通っていた。
岡崎もそれに付き合っている。タクシーや患者搬送のバイトで意外にチップが入る。
そして、ルビーとデートをしようとしていて使っていなかった金を使って
ステージドアへ通っていたのだ。

 ステージドアが閉店になってダーマと岡崎のお気に入りのミキと一緒に
ファミリーレストランで話をしながら過ごすことが多くなった。
ミキは何度も「Ano ba iyan?(何、それ?)」と言う言葉を
何度も何度も繰り返して言う。

「ねぇ、そのAno ba iyan?ってどんな意味なの?」
と岡崎とダーマに尋ねる。
「ナニ? ソレ?」
「だからAno ba iyanだよ」
「ダカラ ナニ ソレ」
「あん? 何度も言わせるなよ」

少々イライラしているところに
「だから、それは何?って、意味なんだよ」
と岡崎が笑いながら説明する。
「へぇ・・・ そうなんだ」
キョトンとした顔で笑っている3人を眺めている。
それで「タガログ語って面白そうだな」と言う興味を持ち

 ダーマと話すことによってフィリピンに関して興味が湧き
「名前は知っていたけど、どんな国なんだろう?」と思いガイドブックを買ってみた。
「ナッシュ フィリピン イクシタラ アコ(私)ノ オカアサン ファミリーニ アイサツ スル。
アコ ツウヤク シナイカラ」
と言われ、タガログ語で挨拶しなければ
とタガログ語の会話集を岡崎に貰ったり、自分で買ったりした。

 「会話のセンテンスを覚えていく手法を取り入れ
その表記してあるセンテンスの中で地名であったり
人の名前を自分の好きなエリアにしたり
名前をダーマや友人などの名前に変更し、親しみやすいセンテンスにすることにして
ノートに書き写し、それを何回も音読することによって丸暗記することにしたのである。

「あ、Anoは何って意味で、baが付くことによって疑問系になって
iyanがそれって意味だから何それ?とかそれ何?って
意味になるのか」と妙に感心したりもする。

 「タガログ語ってスペイン語系の言葉だから
アクセントもそんな感じで言えばいいのか?」
などと言うデタラメな勉強方法であった。

年が変わってから追加したトラックでお菓子を運ぶアルバイトを始めたこともあって
トラックを運転している時、そしてタクシーで客を乗せていないときに
何度も何度も音読を繰り返しながら1日に1~2個のセンテンスを覚えていった。


「マガンダなフィリピーナとタガログ語のプライベート・レッスン」

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11:55 | トラックバック(*) | コメント(*) | 先頭 | TOP


「フィリピーナの復讐? 嫌がらせ?」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】

【PPのフィリピーナとフィリピン旅行記】 ] 2007/10/11(木)

PP_story


 1月も後半になった土曜日。南野は岡崎ではなく
10年来の友人の冴羽真と一緒に店に行くことにした。
「でも、珍しいねぇ。恭兵一緒に、週末の土曜日に酒を飲みに行くなんてさ。
考えてもいなかったよ」
冴羽は苦笑している。

「まぁ、20歳の頃には毎週土曜日になると他の場所に通っていたけどな。
その時はまぁ、酒なんか飲めないし」
「筑波のパープル・ラインだろ? そうそう、あの時に酒なんか飲んでいたら
まぁ、攻めているコーナーで事故を起こして死んでいるって・・・
っておい! 恭兵は飲みに行っても酒なんか飲まないじゃないかよ」

「だからいいんだろうが。堂々と車で往復出来るんだからさ」
「それもそうだ」
 2人は意気揚々と店の中に入って行く。
「ダーリン。アタラシイ トモダチカ?」
店の入口にいたダーマが南野と冴羽に気がついて声をかけて来た。
「そう、俺の親友だから、彼が他の友達と一緒に来たらよろしく頼むぜ」
「マエ イッテタコト デショ?」
「そうそう。その通り」
席に案内をされながらダーマと話す。

 何回か前に店に来た時にこんな話題で話すことがあった。
議題は「友達と彼女の店に来た彼氏の行動について」
岡崎はフィリピンパブの経営側にいたこともあり
『彼女のいる店だったら他の女の子と楽しく過ごして仕事の邪魔はしない』と言った。

『やっぱり、彼女だったらちゃんと仲間に紹介して
その友達が来た時には、より楽しめるように配慮をさせることも必要だ』
と言う南野の考えを聞いていたダーマは
『ソウデショ?』と言いながら激しく同意し
その話のあとで南野が歌う「思い出がいっぱい」に
涙ぐんでいたことがあった。

今、考えれば岡崎と南野の主張はどちらも間違ってはいない。
ただ、スタイルの違いだけと言う訳だ。
 気がつくと、紹介でネリーが南野達のいるボックスにやって来ていた。
「ま、そんなこともあるんだろうな」
と思いながらダーマと話をしていると
冴羽が席を離れる。

 トイレにでも行ったんだろうとあまり気に止めないでいたが
帰ってくるのが遅い。
やっと帰って来たかと思ったら冴羽はコンビニエンスストアの
ビニール袋を持って帰って来た。

 「なんだ。近くにあるサンクスに行っていたのか?」
「そうそう。なんかお菓子を食べたい、って言うからさ・・・・
でも、何で俺が電話のカードを買わなくちゃいけないんだ?」
冴羽は不満そうな顔をして南野に言う。

「カードってまさか?」
「そうだよ。国際電話のカード。3000円分のやつ」
「なんだって?! で、一緒に買い物に行ったって言うのは?」
と尋ねてみると「あ、あの子だよ」と冴羽はネリーを指差した。

 「ちょっと失礼」
と立ち上がり、南野はネリーに
「は~い、ちょっとこっちに来てくれる?」
と努めて明るく声をかけた。

「キョウヘイ ドウシタ?」
ネリーは少し嬉しそうな顔をして南野のところにやって来た。
「ちょっとこっちへ来い。どうしてあんなことをしたんだ?」
店の入口近くへ連れて行き、腕組みをしながらネリーを睨みつける。

「アンナコト? ナニ?」
「Gaga!(バカヤロー) 今、何をしているのかわかっているだろ?!
Walang hiya ka talaga!(本当に恥知らず!)」
日本語と覚えたばかりのタガログ語を混ぜた言葉で一喝する。

「Kyohei ikaw naman diba ! Paru-paro ka talaga ha !
(恭兵 アナタが悪いんでしょう! 本当に浮気者なんだから!)」
「Paru-paro? んな事ぁ知るかよ。勝手に彼氏にすんなっての!
ふざけんな! 怒りたいなら俺に怒ればいいだろ!
この卑怯者!! いいか、今度こんなことやってみろ、ただじゃ済まないからな!」

本当は平手打ちの2~3発でもお見舞いしたいところだが
なんとか思い止まってボックスシートへと戻る。
 「アハハハハハ! キョーヘー ハデにやったもんだわね」
日本に16年滞在しているエラが大笑いしながら南野を見ている。

「Ate~(お姉さん)!笑い事じゃないってばさ。
冴羽、今回は折半した金額から3000円を引いた金額でいいよ・・・ 全く」
南野はそう言いながらグラスに残っている烏龍茶を飲み干した。

 「昨夜は店で派手なことをしたらしいねぇ。そういう時は俺も連れて行けっての」
翌日、会社で顔をあわせた岡崎が笑っている。
「いや、昨日は友達と一緒だったからさ。 でも。なんでそのことを知ってるの?」
不思議そうな顔をして岡崎を見る南野に
「ミキが一部始終を電話で教えてくれた」と笑いながら言い
「なんだぁ・・・ そうだったのか・・・」
と妙に納得した南野は営業車を出発させる準備に取り掛かった。


「マガンダなフィリピーナとタガログ語のプライベート・レッスン」

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「フィリピーナ ルビーの復活」   【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】

【PPのフィリピーナとフィリピン旅行記】 ] 2007/10/11(木)

PP_story


 月が変わっても相変わらず仕事の合間に
フィリピンパブのステージドアへ行く日々が続いていたある日・・・
客待ちをしている駅のロータリーにいる時
胸のポケットに入れているPHSが鳴った。
PHSは時速40キロ以上で走行した時に
ブツブツ切れると言うこともあって
1月の終わりからNTTドコモの携帯電話を使っている南野は

「へぇ、珍しいこともあるもんだなぁ。かなり前に電話番号を教えた客だろうか?
でも、ここから出るにはまだまだ相当時間がかかりそうだ」
なんて考えながらPHSを取り出し、通話を開始するボタンを押す。
「はい、南野です。どちら様ですか?」
客だと思っている南野は丁寧に応対する。

「ワタシハ ダァレ?」
フィリピーナの声、その声の主はまさか・・・とは思うが
「思い出せないんだったら病院へ行け」と突っぱねる。

「ツメタイナー! ルビーデショ! ワカラナイカ!!??」
怒り始めたルビーに
「冷たいだぁ? 3ヶ月近くも電話もしないくせに良く言うよ」
と呆れた声で反応する。

「イマ デンワ シテルデショ! ツメタイジャナイ!
ソレニ ニュウインシテル!! ミンナ ハナシ スル!
オミマイ オネガイシマス!!」

 入院していた・・・ その言葉に少なからず衝撃を覚えた南野は
病院の名前を聞こうとしたが
「ワタシ ワカラナイ イモウト ワカルダカラ オシエテモラッテ」との説明を受ける。

 一旦電話を切り、妹のクレアに電話をかけて病院の名前を聞くのと同時に
何故ルビーが名古屋に言ったなんてウソを言ったのかを尋ねてみた。
 「アナタ ファミリージャナイデショ ダカラ オシエナカッタ」
「まぁ、そうだけどねぇ・・・ でも教えてくれてありがとう。明日にでも病院に行ってみるよ」
電話を切り、客を乗せる為にタクシー乗り場に並ぶと
客を乗せて近くにある団地へと走って行った。

 翌日は患者搬送のバイトが入っており、夕方まで会社に拘束されていた。
事務所を出たのが17:00。南野はインテグラに乗り込んで
少しでも時間を短縮する為に短区間の有料道路を利用し
県道沿いのとある大きな病院に着いた。

 ここは4日前に患者搬送の仕事をしに来た病院である。
シンと静まり返っている外来に入って行き、受付でルビーの妹の名前を告げて
入院している病室の場所を尋ねた。

 実はルビーはオーバースティ(不法残留)をしている状態であった。
「しっかりとビザの更新をしていればこんなことにはならないのになぁ」
等と色々考えながら、そう言う状態であるので
日本に正式に入国して医療保険が使える妹の名前で
入院をしていると言う説明はすんなりと納得出来た。

 革靴のコツコツと言う音が建物の中に響く、電話があるまでの期間
ステージドアでお気に入りのフィリピーナが出来たことが
南野の気持ちを少し沈めている。

建物の中央にあるエレベーターに乗り込んで3階へと移動し
エレベーターを降りるとそこにルビーがいた。
「キョーヘー!!」抱きついて来たルビーを受け止めると
「アイタカッタァ~!」と泣き出した。

 「まさか、入院していたなんて・・・ とりあえずコレを置きに病室に行こう。」
と持っている花束をルビーに見せた。
花束を持って歩くのが気恥ずかしい南野はルビーに花束を渡す。

 病室に着くと、ルビーのベッドも含めて4台のベッドがあり
高齢の婦人たちがベッドの上でくつろいでいたが
病室に入っていった南野に視線が集まる。

それを気にも留めないでルビーのベッドまで移動すると「
カビンニ ミズ オネガイシマス」と差し出された花瓶を受け取って
水道の場所を探して花瓶に水を汲んでくる。

 「お兄ちゃんはフィリピンの人でしょ? 日本は長いの?」
と隣のベッドにいる婦人が声をかけて来た。
「このババァ ボケてんのか?」とも思ったが
「ソウデスヨ~ ニホンニ 20ネンイマスカラ」と冗談で言ってみる。

すると「そうなの~。 だから日本語が上手なのねぇ」と頷いている。
「おいおい。納得するなよ」と呆れながら、長い時間病室にいるのも失礼なので
「ジャネ~♪ バイバイ♪」と手を振りながら病室を出る。

 「キョーヘー。ハナシアルヨ チョットキテ」
ロングコートを羽織って病室を出て来たルビーは
喫煙の出来るスペースに移動し、ベンチに座るように勧めた。

 ルビーの病名は「結核」であった。
この病院は国立の結核患者の隔離病棟がある病院であり
そのことを思い出した南野の表情は渋くなる。 
この時には既にルビーに対して怒りや罵ろうとする気は失せていた。

 「で、もう大丈夫なのか?」
「ウン。ダイジョウブ。コンドノ ニチヨウビ ウチニ カエルヨ」
「退院するのか?」
「ウウン、テストデ カエルダケ マタ ビョウインニ モドルヨ」

寂しそうな表情になったルビーに「大丈夫だよ。すぐに退院出来るさ」と
肩を抱きながら言う。
「ウン」と嬉しそうな表情のルビーが唇を重ねる。
長いキスの後、南野は病室に戻るルビーを見送ってから病院の中を歩く
「まさかこんなことになっていたとは・・・」と考えながら。



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「初めてのフィリピーナは ルビー」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】

【PPのフィリピーナとフィリピン旅行記】 ] 2007/10/12(金)

フィリピーナ専門ライブチャット♪エンジェルワールド

PP_story


 ルビーに求められるままに毎日病院に通った。
明番の時には自分の車で、例え乗務中であっても営業車で病院を訪れ
2~3時間は病院の敷地の中で過ごし・・・
そして、ルビーの外泊許可が下りた日曜日がやって来る。

 目が覚めると寝ている間に雪が降っていたらしく
窓を開けて外を眺めると5センチほどの積雪になっていた。
「寒いと思ったら雪かぁ・・・ 参ったな・・・」

頭をかきながら階段を降りてバスルームに直行すると
24時間入浴可能なバスタブに身を沈めてストレッチをしながら目を覚まし
トニックシャンプーを使って頭をスッキリさせて、バスタオルを腰に巻いてバスルームを出る。

「今日は襟のないシャツにジャケット・・・ 本当なGパンにトレーナーがいいけど
この時間じゃ昼食ってことになるから、レストランに行くならそっちの方がいいかな・・・」
脱衣所にある洗面台に着いている鏡の前でヒゲを剃りながら考えている。

 身支度を整えて外に出ると、車のエンジンをかけてから
アイドリングをしている間に車の上に積もった雪を落とす。
「交通量の多い所ならチェーンを巻く必要はないな」
と判断してインテグラに乗り込み、幹線道路を30分走って
ルビーが住んでいるアパートの前に到着した。

携帯電話でルビーを呼び出し、キシリトールのガムを噛みながら
ルビーが出て来るのを待っていた。
 コートを羽織ってはいるものの、ミニ・スカートに厚底ブーツと言う格好で
アパートを出て来たルビーを見た南野は
「おいおい、雪の日に出歩く格好じゃないだろ・・・」
と考えながら車を降り、助手席のドアを開けてやる。

 インテグラに乗ったルビーはソレをするのが当たり前のように唇を重ねる。
「ンッ・・・・ ンッ・・・・」
差し入れられたルビーの舌が自由に泳ぎまわり・・・
その様子を車の外を歩いている通行人が驚いたような表情で
車の中を眺めながら通り過ぎている。

 5分が経過した・・・
「さて、まずはレストランに食事に行こうか。イタリアンなんかどう?」
シフトレバーを操作してインテグラを発進させた南野に
「ワタシ ランチ オワッタヨ」
と言う。

「はぁ?」呆気に取られながら駐車場にインテグラをリアから突っ込み
「じゃぁ、どこに行くんだ? まぁ、どこでもいいけどさ」
出端をくじかれ、空腹でイライラしている南野は
落ち着く為にLARKに火を点ける。

「ホテル イイデスカ?」
「はぁ?!」
「キョーヘー タベタイ」
「俺はお前のデザートか?」
「ドコデモイイッテ イッタデショ! ホテル イキタイナノ!」
「はいはい・・・」

『ムードもへったくれもあったモンじゃない』
と呆れながらインテグラを発進させ、近くにあるシティホテルへと運転する。
駐車場に突っ込んだインテグラを降り、ホテルに入ってすぐのところにある
パネルで部屋を選び、受付へと移動した。

 ルームキーを受け取ってエレベーターに乗り込むと
ルビーは待ちきれない様子で抱きついてキスをして来る。
移動時間がもの凄く短く感じられたエレベーターを降り
部屋に入ると再びブリッジスに飛びつき首に両腕を回してしがみつきながら
唇を重ねたルビーは・・・「I Love you」の言葉を何度も繰り返して言う。

 「Ako rin. Mahal kita.talaga!(俺も本当に愛してる)」
何度も繰り返しながら覚えたタガログ語を口にすると。
「キョーヘー! ダレニ オシエテモラッタ!!??」
ハッとした表情になったルビーが声を高くする。

「ここにタガログの本がある。勉強しようと思って買ったんだ」
と説明すると、もの凄く嬉しそうな表情をして再び唇を重ねて来た。
 部屋のエアコンがフルパワーで部屋を暖めはじめる。
ソファーに腰を落とし、キスをしながらルビーの着ている
洋服のボタンを外しはじめた。

白いレースのついたランジェリー姿にしてしまうと
いわゆるお姫様抱っこと呼ばれるスタイルの横抱きにして
少し大きめのダブルベッドまでルビーを運び
ゆっくりとベッドに降ろしてやる。

キスをしながら南野もベッドの上にあがり
キスをしながらルビーの首筋に唇を這わせていくと
鼻を鳴らしながら南野の与える刺激に反応し始めた。

『逢ってすぐにホテルに入って、こんなこと・・・
これじゃぁ長期出張や単身赴任から
久しぶりに逢った熟年夫婦みたいじゃないか・・・』
と意外に冷静になっている自分がいることに気がついた。

 小麦色の肌に白いランジェリーが映え
美しいボディーラインが南野の目を奪っている。
しばらく眺めていると・・・
「キョーヘー ナニ ミテル? Halika dito(こっちへ来て)」
とルビーが手招きをしている。
「Magandang suso mo kasi・・・(バストがキレイだから)」
「アコ ハズカシイデショ! ズルイ! アコモ キョーヘーのTiti(チンチン)ミル~!」
ルビーは嬉しそうに飛びついて来ると唇にキスをしながら
南野の身体の感触を確かめるように全身を撫で回し
ベルトのバックルを外しにかかった。

 ルビーとのコミニュケーションを終えホテルを出ると、目の前にマクドナルドがあった。
病院に戻る為にアパートへ帰らなければならないルビーを送るのだが
ルビーを車から降ろしてからすぐに食べられるようにドライブスルーに寄る。

「タロウチャンニ オミヤゲ イイ?」
と甥の太郎にお土産が欲しいと言う
ルビーのリクエストがあったので、自分の注文の他に
キッズ・バーガーのセットを購入する。

 ルビーをアパートで降ろし、長い長い別れの挨拶の後
帰りの車の中で立て続けにチーズバーガーを2個頬張る。
「恋人同士のコミニュケーションと言うよりも・・・
風俗の女の子を相手にしたみたいだ・・・ なんか物足りない気がするなぁ・・・
やっぱり愛のないKantutan(SEX)って満足はしないものなのかもしれない・・・」
と苦笑しながら自宅に向けてインテグラを走らせた。


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南野恭兵

Author:南野恭兵
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フィリピーナ・フィリピン
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